ひょうたん池を完全独り占めっ!
一昨年のこの時期は涸沢(上高地・涸沢・北穂高岳トレッキング紀行)へ、昨年は奥又白池(紅葉の涸沢を避けて奥又白池へ)に行ってきました。では、今年は? と考えた時に、この流れで考えれば選択肢は一択でしょ・・・。と言うわけで行ってきました「ひょうたん池」に・・・。しかも完徹で・・・。前日は会社を定時で上がる予定でしたが、自分とは直接関係ない部署でのトラブルのために急遽呼び出され、結局寝る時間を取れぬまま沢渡に向かうことに・・・。途中SAやPAで何度か休憩を入れて「こりゃダメだな」と、ひょうたん池は諦めて小梨平でノンビリキャンプすればいいや、と心に決めて沢渡に到着して、上高地に向かうバスに乗車・・・。
トレッキングデータ
2014年10月11日(土)〜12日(日) | |
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コース | (スタート)小梨平~明神〜宮川のコル〜ひょうたん池~宮川のコル〜明神〜小梨平(ゴール) |
山 名 | ひょうたん池 |
累積標高 | (+)1,073m |
歩行距離 | 12.184km |
所用時間 | 6時間29分 |
トレッキング
一日目(2014年10月11日(土))
・・・するはずだったけど、これだけ天気がいいのにテント内でゴロゴロするのもモッタイナイのでとりあえず明神まで行ってみようと思い、念の為サブザックに必要最低限のものと、これも念の為にヘルメットも持っていく・・・。
上の写真の右側にズームイン。中央鞍部を少し回り込んだところにひょうたん池がある。おいおい、あんな所まで行けるのかよっ! と思いつつも、これだけ天気がいい時に行かないのはもったいないよな〜・・・。幸いな事に徹夜の影響は今のところ出ていないので、とりあえず行ける所まで行ってみることにした。
足場がドンドン悪くなってきた。この辺りから歩き方を省エネモードにチェンジ。登りも大変だけど、それ以上に下りが大変そうだと思ったので、腿の筋肉を温存するように歩幅を小さく、大きな段差は小さく登って、ペースを落とす。
おっ! 目の前が開けた・・・。とりあえずひたすら直登する。でも、途中でマーカーを見失う。あれ? 変だぞ、と思いガレ沢を外れてひょうたん池方向に行ってみると、少し離れた所にケルンと赤ペンキが見えた。下から見えていた白い所、宮川のコルのザレ場上部でガレ沢を外れて、右斜め上にルートが付いていた。その分岐に気づかずに直登してしまった・・・。
ひょうたん池到着。噂通りの小ささだ・・・。
誰かいるかな、と思ったけど誰もいなかった。っていうか、ひょうたん池の登山口から人の気配は一切感じられないし、この後、再び登山口に戻るまで誰一人とも出会わなかった。かりにもこの時期の3連休の上高地だぞ。いくらマイナーな場所だからって誰一人とも合わないなんてことがあるのか? 河童橋付近は日曜日の原宿竹下通り状態(表現が古い?)なのに・・・。まぁ、そのお陰でひょうたん池を完全独り占め出来たけど・・・。
さぁ、下るよ〜。って思ったら、急に睡魔が襲ってきた・・・。やばい、ココに来て完徹の影響が出てきた。時間的に仮眠を取るという選択肢もあったけど、こんな所で寝ていたら万が一誰かが登ってきたら変な勘違いをされそうなので、慎重に下ることにする。
入浴後、少しのんびりしてから食事の準備。今夜は鳥キムチ鍋に締めはうどんで・・・。
食事をしてゴロゴロしていたらいつの間にか眠ってしまったようだ。食事の後片付けもせず、コンタクトも入れっぱなしで寝てしまった。夜中の12時頃一度目が覚めて、コンタクを外し、周りを簡単に片付けて再び就寝・・・Zzzz。
二日目(2014年10月12日(日))
ひょうたん池へのルートはその大部分がガレ場、ザレ場歩きなので、こういった所を歩き慣れていない方は近づかない方がよいと思います。登山地図でも「熟達者向」のバリエーションルートなので、行かれる方は全て自己責任になります。