雪の菰釣山をバリエーションルートで・・・
雪の菰釣山はここ数年の恒例になっていて、そろそろ雪が積もっているので行かなきゃいけないな〜、と思いつつ、蛭ヶ岳も捨てがたいなぁ〜という浮気心もありましたが、結局雪のあるうちに行っておこうと菰釣山に落ち着きました。
ルートは計画段階ではバリエーションルートを考えていましたが、スタート時には一般ルートで菰釣山へ登って、下りは城ヶ尾峠経由で下るつもりでしたが、歩いている内に気が変わって・・・
トレッキングデータ
2014年01月11日(土) | |
---|---|
コース | (スタート)道の駅どうし~(バリエーションルート)〜菰釣山~(一般ルート)〜道の駅どうし(ゴール) |
山 名 | 菰釣山(1,379m) |
累積標高 | (+)991m |
歩行距離 | 12.697km |
所用時間 | 5時間41分 |
トレッキング
富士山の頭が見えています。山頂からの展望に期待!
この後、橋を渡った所で地元の方とコミュニケーション・・・。すでに1組先行しているグループがいるのと、最近熊が出るので熊鈴を持っているなら鳴らしたほうがいいよ、という情報を頂いたので、早速熊鈴を鳴らしながら歩く。基本的に熊鈴はいつもザックにぶら下げていて、消音機能を使って音を消しているだけなので、腕を後ろに回してベル部分を引っ張ればいいだけなので簡単に音を出すことが出来ます。高かったけど買って良かった。(コチラでその熊鈴を紹介しています → 登山用の熊鈴(森の鈴 TB-KC1))
ここまでの行程で、山中でもかなり雪が少なそうだと思い一般ルートで登る予定を変更することにした。正面奥に見える1本だけ一際高い木のある尾根経由で登ることにした。このルートは以前偶然見つけたルートで、帰宅後調べたら何人かは歩いているようだけど、名称はまだ無いみたい・・・あるのかな?
一般ルートはこの鎖をまたいで進む。でも、今回はここからバリエーションルートに入る。
昨年の大雪の時は中央右寄りに見える菰釣山への標識が埋もれていた・・・。そう考えてもやっぱり雪は少ない。
・・・枝の切り口が鋭利になっていることもあるので、足を滑らせたりしたらシャレにならない。それに、この辺りは刺のある草も生えているので、夏でも素手では登らいない方がいいと思う・・・。なので、十分注意して歩く。
尾根の上に出た。右側の太い木が【08時49分】の写真に写っている一際高い木です。ただし、この木が特別太いわけじゃなくて、周りの木が細いのでそう見えているだけです。大人2人もいれば周囲を囲めるほどの太さです。街中の公園とかにもこの位の太さの木は普通にあります。
このルート、基本的に踏み跡やピンクテープのようなものは一切ありません。危険な場所は無いですが、初心者にはお薦め出来ません。ただし、経験者が同行している場合は初心者でも歩けると思います。
この日は、直近の雪が降るより前に付けられたであろう踏み跡がありました。所々新しい雪で消えていましたが、恐らく下りで使ったようです。
笹が多くなってきたのでスノーシューを外す。外したとたん足がズブズブ沈むのでビックリ・・・。やっぱ、スノーシューって効果あるんだ・・・。
このあと、自分より背の高い笹地帯に突入。しかも、密度が高いので、何度帽子を取られそうになったり、スパッツを剥ぎ取られそうになったか・・・。
急な斜面では尻セードで下る。結構スピードも出る。足とストックでスピードと方向を調整する。ヒャッホー! でも、意外に凸凹しているので、イタイイタイイタイイタイイタイイタイイタイイタイイタイと言いながら下っている。人がいなくてよかった・・・。
いつも、ここは怖いんだよね〜。この日はまだ雪があったから良かったけど、いつも踏み固められてアイスバーン状態になっていることが多いので、このわずが数十メートルが全ルート中で一番危険だったりする・・・。