入笠山でスノーシューデビュー
さて、今年最後の山登りということで、ホームグラウンドの丹沢に登ろうと思っていたけど、ひょんな事からスノーシューが手に入ってしまったために急遽予定を変更して入笠山(にゅうかさやま)でスノーシューを楽しんできました。
今年の2月にもワカンのテストで登っている(入笠山トレッキング紀行 )ので、1年で2度も登ったことになりますね・・・。比較的に家から近くスノーギアのテストが安全に行える山という位置付けに成りつつある入笠山だけど、一度は雪の無い季節にも登ってみたいなぁ・・・。と(前回も)思いつつ雪の無い時期は登る山の候補にさえあがらなかったけど、来年こそは登ってみようと思いながら、また新しいスノーギアを手に入れて雪のある季節に登っている可能性の高い入笠山のスタートです。
トレッキングデータ
2013年12月29日(日) | |
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コース | (スタート)ゴンドラ山頂駅〜入笠湿原〜入笠山〜入笠湿原〜ゴンドラ山頂駅〜(ゴール) |
山 名 | 入笠山(1,955m) |
累積標高 | (+)534m |
歩行距離 | 4.913km |
所用時間 | 2時間26分 |
トレッキング
自宅からちょうど2時間で富士見パノラマスキー場に到着。周りにはスキーやスノボーを担いだ人がたくさんいるなか、チラホラと山屋の人たちも混じっている。
到着してまず、トイレに駆け込む・・・。ついでにゴンドラのチケットも購入(前日にサイトから割引画面をプリントアウト済み)。8時30分前だったからかそれほど並ばずに買えた。
一度、車に戻り準備をして出発! しようと思ったらサングラスを忘れたのに気付く・・・。裸眼だとチョット不安だったので、車用のサングラスを持っていった・・・。
装着完了! ベルトが片足4本、両足で8本もあるので、どれだけ大変かと思ったけど、意外に簡単に履けた。全く練習していなかったけど、10分かからなかった。初めはコツが分からなかったけど、コツが分かれば両足で5分はかからないと思う。
踏み跡がしっかり付いているので、ハッキリ言ってスノーシューはいらない。まぁ、歩行練習ということで・・・。
それにしても、ザックの後ろに色々ぶら下げ過ぎ・・・。スノーシューをどうやって取り付けようか試行錯誤で、最終的にスリングとカラビナを使って固定したけど、後でザックのコンプレッションベルトで簡単に固定できることが分かる・・・。
ここからは多少傾斜が出てくるので、このスノーシューの売りのヒールリフターを使用する(このくらいの傾斜なら使う必要はないけど、あくまでテストなので・・・)。
傾斜がキツイ斜面ではフラットに足を置くと、ふくらはぎが伸びきってしまい結構キツイので、そのような時に威力を発揮するヒールリフターと呼ばれる機構。まぁ、ハッキリ言って針金が起き上がってかかとを高くしてくれるだけなんだけど、傾斜がある程度きつくなると確かに楽だった。また、この針金を起こすのにいちいちしゃがんでヨイショ、とやらずにストック(私は「Black Diamond トレイル ショック コンパクト」でした)のグリップ側の出っ張りを使って立ったままで簡単に起こすことが出来ます。間違って石づきの方でやると穴が開く恐れがあるので要注意。
いつもならJETBOILでお湯を沸かすけど、今回は手を抜いて山専ボトルにミルクティーを入れてきた。このような雪山でも熱々の飲み物が飲めるけど、カップに移すとあっという間に冷めていく・・・。この時は体感温度でマイナス10度以下になっていたと思う。顔の露出している部分が痛い・・・。
あえて、踏み跡の無い所を歩きます。やはりワカンとは違いますね。ぜんぜん潜らないわけじゃないけど、普通に歩けるレベルです。ただし、山頂直下の細いルートで登ってきた人とすれ違った時にちょっと脇に避けたら腰までズブズブズブ・・・となったことはありますが・・・。
トイレ到着・・・。なんとか間に合った・・・。と思ったけど・・・。
とりあえず、速攻でスノーシューを外しトイレに駆け込む・・・。入口は男女共同のようなひとつの入口だけど、そこを入ると再び扉があって左が女性用、右が男性用になっている。当然男性用の扉(横開き)に手をかけて引く・・・引く・・・引く・・・あれ? 鍵がかかっているじゃん! オーマイガー! って思ってよく見たら入口に入って左手前にもうひとつ扉があった。藁をもつかむ思いで引くとそこは開いた。どうやらこの季節は男女用のトイレは閉鎖されていて多機能トイレひとつが開放されているようですね。多人数のツアーなんかで使用する時は早めに飛び込んだほうがいいかも・・・。
とりあえず、トイレ問題は一段落したので、山彦荘でバッジを買おうとしたら・・・閉まっていた・・・。この手前のマナスル山荘の方は遠くから見ても開店中のノボリが見えたので、てっきりこっちも開いているもんだと思ったけど、ハズレでした。バッジを買うのにマナスル山荘まで登り返すのも面倒なので、今回は諦めました・・・。というか入笠山のバッジは持っているんだけど・・・。