(丹沢)大山から春岳山を周回して未知のバリエーションルートへ
当日の天気は微妙だったけど、とりあえず山に行ける準備だけして就寝。一度6時に目覚めるも微妙な天気のため、どうしようかと逡巡しているうちに二度寝Zzzz…。次に目覚めたのは7時30分。いつもの山登りならば、ほぼ諦めていた時間だけど、ここ最近、天気や仕事に祟られて思うように山登りが出来なかったので、当初予定していた蛭ヶ岳は無理としても大山ならなんとかなるだろうとヤビツ峠に向かう・・・。8時に家を出て、コンビニに寄って1時間チョットでヤビツ峠到着。直前にバスが到着していたらしく、たくさんの人がいた。ここに到着する前にも表尾根に向かうたくさんの人とすれ違った。こんな天気なのに物好きだな〜、と自分の事を棚に上げつつ出発の準備をする・・・。
トレッキングデータ
| 山行日 | 2015年06月06日(土)【日帰り】 | |||
---|---|---|---|---|
| コース | (スタート)ヤビツ峠~(イタツミ尾根)〜(丹沢)大山〜(イタツミ尾根)~春岳山〜未知のバリエーションルート〜ヤビツ峠(ゴール) | |||
| 山 名 | (丹沢)大山(1,252m) 春岳山(949m) |
| 歩行距離 | 7.050km | |
| 所要時間 | 04時間06分 | | 累積標高 | (+)700m | |
| 関連山行 | 2015年01月02日(金) 恒例の(丹沢)大山登山 2014年11月20日(木) 「国井会長と行く!秋の大山トレッキング」に参加してきました 2014年11月15日(土) (丹沢)大山から新多摩線12号鉄塔、11号鉄塔を周回してヤビツ峠へ 2014年07月12日(土) (丹沢)大山と春岳山 2014年01月02日(木) (丹沢)大山の御中道を歩く(後編) 2014年01月02日(木) (丹沢)大山の御中道を歩く(前編) 2013年09月07日(土) (丹沢)大山のネクタイ尾根を歩く |
トレッキング
と言うわけで、記録的に遅い出発になりましたが、まぁ、頂上までは1時間チョットなので、久しぶりの山登りを楽しみましょう・・・。と思っていたら再びバスが到着した。満車というわけでは無かったので、恐らくさっき着いたバスの臨時便でしょう。それにしてもスゲ〜人気だね・・・。
いつも思うんだけど、ヤビツ峠にはたくさんの人がいるのに登山道に入るとほとんど人がいないのは何故? みんな表尾根に向かうのか? だったら、バスはヤビツ峠までじゃなくて(今は無き)富士見山荘辺りまで行けばいいのに・・・。
実は撮影した時は気が付かなかったんですが、上の土嚢が敷き詰められている写真の中央奥の登山道上に体長60〜70cmほどの子鹿が亡くなっていました。富士山も見えなくて先を急ごうと進んだ時に気がついて、心の中で南無阿弥陀仏を唱えました・・・。これには続きの話がありますが、それは下山時に・・・。
大山山頂! – Spherical Image – RICOH THETA
当初はコンピラ尾根で下ろうかと思っていた(12号鉄塔経由で春岳山の予定だった)けど、コンピラ尾根の取付きはアザミの群生地なので、葉っぱがチクチクするので却下。普通にイタツミ尾根で下ります。
少し回りこんでみました。鹿はぴくりとも動かないので初めは剥製でも置いてあるのかと思いましたが、自分が動くと首だけ動かしてじっとこちらを見ています。恐らく先ほどの子鹿のお母さんですね。もしかすると登りの時もここにじっと佇んでいたのかもしれません。
今回はメインの稜線を進む。11号鉄塔経由でヤビツに向かうルートは何人かの方のブログで紹介されているけど、今回進もうと思っているルートのブログは見たことは無い。そもそもこの先にルートが続いているのはすらわかっていない。さてさて、どうなるでしょう。
まずは、開けたところから西よりのルートを進む。方向からいうとこの方角がヤビツ峠から門戸口に向かうルートへの最短ルートだと思われる。
少し下ったらそこから先はかなり急になっている。さらにその先はもっと急になっているように見える。もし、このルートが繋がっていると保証があったのなら、下れないほどの急斜面ではないから無理してでも下っていたと思うけど、前述の通り、このルートの山行記は見たことが無かったので、万が一を考えて登り返すことが出来る範囲で踏査する。と言うわけで、この西側ルートは一旦保留にして登り返すことにした。
急な斜面をおっかなびっくり大きく左右にルートを取って少しずつ下っていく。途中で右方向に歩きやすそうな尾根が見えた。トラバースしてあの尾根に取り付けなくもなかったけど、このまま下ることにした。
ふぅ〜、やっと谷底についた。通常このような場合は谷底に降りるのは御法度です。堰や滝で先に進めなくなる恐れがあるからです。今回は常に引き返せる範囲内で動いています。以前山中の遺跡の調査の時に散々未踏のルートを歩いた経験があるので、このような無茶が出来ます。一般の方は絶対に真似しないように・・・。
ここはヤビツ峠から門戸口に向かうルートを流れている沢の支流のかなり上流になると思われます。おそらく左側の斜面をずっと登って行くとイタツミ尾根に出ると思います。
前後の記事へのリンク
今の記事 → 2015年6月6日 (丹沢)大山から春岳山を周回して未知のバリエーションルートへ
前の記事 → 2015年5月17日 上高地キャンプと獅子ヶ鼻トレッキング(トレッキング編)