塩の道トレイルをスルーハイク 04/20

ちょっとお腹が空いたので行動食。

雲が細長く伸びている。地形的にずっと谷が続いているのでそれに沿って伸びているんだと思う。

田園風景の中を直進して行き止まりを左に曲がる。直進したいけどこの先に小さな谷があるのでそれを避けるようにルートが付いている。

竃神社の脇を通ります。この神社を回りこむように進みます。

谷を越えるために一度下ったので再び上り返します。この辺りは公式マップと実際の道路がかなり違う（実際には脇道がたくさんある）ので、方向を定めて進みます。ここも道なりに進むと右に曲がりますが、直進します。まぁ、道なりに進んでも問題無いと思います。って言うか道なりの方が本ルートかな？

しばらく直進して、ここを右折・・・

・・・すると先ほどの道なりの道に出ます。ここを左折。

少し進むと右側に仁科神明宮があります。国宝だそうです。寄りたい気持ちもありますし、水も底を尽きかけているので境内まで行けばその補給も出来るかも知れませんが、かなり奥まったところにあるのと、今日は長い距離を進まなくてはならないのであまり不確定要素に振り回されたくないのでパスです。

ん？　・・・

・・・あっ！　ここまで来てやっと塩の道の文字が出てきました。やっと塩の道を歩いている感が出てきました。

次の目標の「盛蓮寺観音堂」まで1.3km。ここもルートから離れているので寄るつもりは無いですが、あくまで目標＆目安です。長距離を歩く場合は最終ゴールまであと何キロとかはあまり考えずに、このように細かな目標を積み上げて歩くようにしています。そうすればいつの間にかゴールしています。

大町市街までは左側がずっと展望の良い道が続きます。ちなみに右側は山の斜面です。山の中腹をトラバースするように道が付いているので左側はずっと景色が良いです。特にこの日は天気も好く、北アルプスの山々が遠くまで見渡せました。

モンキードッグなんているんだ。

盛蓮寺観音堂への分岐。もちろん寄りません。

先ほどの塩の道のルートマップは北が上でしたが、ここでは北が左になっています。この地図と正対して見た時を考慮してこのようになっているんだと思いますが、私の場合は頭の中の地図は常に北が上になっているので変換作業が必要になります。

「佐々屋幾神社」通過〜。

ソーラーパネル通過〜。

分岐がある。左端の黒い屋根の施設が「大町市民俗資料館」。さすがにここには自動販売機くらいあるだろうと思い、寄って行こうとしたけど、心の声が「ここじゃない」って言っていたのでスルーする。まぁ、残りの水はほとんど無いけど、ここまで来れば大町の市街地まで1時間も掛からないはずのなで、そこまで我慢しよう・・・。

一応、塩の道の道標も兼ねているんだと思うけど、ここの矢印は今回歩く塩の道とは違うルートなので参考程度に留める。

あっ！！！　休憩ポイント発見！　これならさっきの大町市民俗資料館で水を補給してくれば良かったかな〜。

まだ出発してから3時間30分位しか経っていないけど、これ以上の休憩ポイントはこの先期待できないと思い、ちょっと早いけど休憩〜・・・。

あ〜！！！！！　水道発見！！！！！　飲んじゃダメって書かれていないし、こんな東屋の脇に設置されているってことは飲める水なんでしょう。ありがたく水分補給させて頂きました。先ほどの心の声に従って正解でした・・・。

水もたっぷり補給したので、ゆっくり休憩〜。

正面はこんな景色。奥に北アルプスの山並みを見ながら、自分の頭の中にある北アルプスの山々の地図を重ね合わせてみるけど、イマイチ山座同定出来ない。とりあえず写真を何枚か撮って置いて帰ってからカシミールで調べてみようと思う。←調べてみた。中央左寄りの一番高いところが餓鬼岳のようだ。

山側はこんな景色。一段上に塩の道が通っている。

15分ほど休憩して再出発！

大町の市街地を目指します。

古そうな道祖神がある。松本をスタートしてからずっとだけどこの辺りは道祖神をホントに多く見る。最初は全て写真に収めようかと思ったけど、スタートして数キロで断念した。あまりにも多すぎるからだ。しかもその殆どが双体道祖神になっている。この先も庚申塔、二十三夜塔と数多く目にすることになる。

大町市のマンホールは雷鳥ですね〜。

ここが木舟の薬師堂なのかな？　ってことはもうすぐＹ字路に出るはず。

あっ！　やっぱＹ字路に出た。

Ｙ字路の又の所に道標があって、ボーっと矢印の方向（右）に進もうとしたけど、いやいやいや、ここのＹ字路は確か左だったはず、と公式マップで確認、やっぱり左だ・・・。ちなみに右は公式マップでは破線ルートになっている。大町市街で合流するのでどちらも正解だけど、実線と破線がある場合は実線優先なので左折した。

少し進んだ左手前の角に・・・

・・・石群がある。

でっかい二十三夜塔もある。

上の石群の正面に「舘之内仁科氏居館跡」がある。跡と言っても、いまは畑と貯水池（？）しか無いので当時を想像することは出来ない。

ふむふむ、なるほど。結構古いようだけどなんでここがそうだと分かったんだ？　基石でも発掘されたのか？

松崎神明社？

大町の市街地が見えてきた。

市街地到着。

おっ！　糸魚川の文字が・・・。

市街地を歩く。

小さい川を渡る。

奥に見える踏切を渡るのに地下道をくぐる。ただし、地上も通れるみたいだね〜。

地下道。

踏切をくぐって反対側に出た。

ほっそい歩道を進む。

先ほどのＹ字路で右の破線を進むとここの交差点の右から合流することになる。

ここを左折。

山岳博物館。興味はあるけどスルー。

塩の道博物館。興味はすごくあるけどスルー。まぁ、車で来られるような所は別の機会に来ればいいや〜。

ここの奥が博物館？

ここら辺りは京都の様に奥に細長い建物が多いのか？　数件目にした。

商店街を歩く。どこの商店街でもそうだけど、ここでもシャッターが降ろされているところが目立つ・・・。

何件かの店先でこのようなものを目にした。小説だけではなく雑誌やマンガが置かれているところもある。昔からあったものだろうか？　それともAmazon等の進出による町の本屋が潰れたためにこのような措置がとられたのだろうか？　地方の書籍事情が垣間見ているような気がした。まぁ、ただたんにこの町の人々が無類の本好きなだけかも知れませんが・・・。

お〜、毎年テレビのニュースで見るやつだ。ここらへんがお膝元ってことか〜・・・。

細い路地もなんかいいね〜。夜になると賑やかなのかな？

杉玉だ〜。新酒はもう少し先かな〜？

こっちの路地もいい感じ・・・。

それにしてもコンビニ無いな〜。ここの市街地を抜けたらコンビニは期待出来なさそうなので（昨日も教訓も含んで）最初に見つけたコンビニで食料を調達しようと思っていたんだけど・・・、なかなか無い・・・。普段の生活圏だと目をつぶって石を投げればコンビニに当たるくらいあるのに地方ではあてにできないな〜。

大町の商工会議所。トイレがある。けど、時間外も開いているかは不明。

あっ！　コンビニ見つけた〜！

食料を調達したのと、ついでにおやつも・・・。どこか腰を降ろして食べられる所はないかな〜？

お〜！ちょうどいい公園があった・・・。けど、すでに遅し。アイスをいつまでも持ち歩くわけにもいかないので歩きながら食べてしまった・・・。なのでここはスルー。

国道は右方向だけど、道なりに直進する。

直進してすぐ・・・

・・・でっかい大黒様がいた。

さらに進んで、左の脇道に入る。

再びのどかな田園地帯に入る。

おっ！　今日の目的地の青木湖まで9.4kmとある。しかし、目的地の北村キャンプ場は文字通り青木湖の北の端にあるので実際は10km強ってところか・・・。

あっ！　コンビニだ。公式マップでもここのコンビニは書かれているけど、ルートから外れたところにあるので眼中に無かった・・・。と言うことでここのコンビニにぶつかったってことはルートを外れているってことだ・・・。

とりあえず、青木湖の手前にある木崎湖（北上すると木崎湖、中綱湖、青木湖と３つの湖が並んでいる）を目指すことにした。あと500mとあるからすぐだと思うけど・・・。

森城址というのも木崎湖のほとりにあるので、そのまま進めばよかったんだけど・・・

・・・我ながら何を思ったか、引き返すことはしないものの本ルートに戻ろうと・・・

・・・かなり大回りしてしまった・・・トホホ。

あっ！　木崎湖が見えた。

青い道が千国街道（塩の道）。このあとしばらくはこの千国街道を進むことになる。

青木湖まで7.4km。すでにゴールまで10kmは切っているだろう。時間的にも予定通り進んでいる。このペースだと3時30分頃にキャンプ場に到着できそうだ・・・。