目からウロコのトレッキングポール講習
今回はヤマプランニングさん主催のトレッキングポール講習会に行ってきました。後援がトレッキング協会ということでお声を掛けて頂きました。
天気は微妙・・・と言うか家を出た時は完全に雨でした。果たしてこんなんで講習会なんて出来るのか? と思いましたが、とりあえず中止の連絡も来ないので集合場所の小田急線秦野駅に向かいます。集合時もまだ雨は降っていましたが、バスで登山口に向かう頃には雨は上がっていました。その後、小降りながらも降ったり止んだりはしていましたが、樹林帯の中だったり屋根のあるところだったりしたため、あまり雨には当たらず。梅雨時期のしっとりとした山歩きを楽しみました。・・・トレッキングポールの講習会については本文参照・・・。
トレッキング
今日の主役のGRIPWELL(グリップウェル)さんのトレッキングポールの登場です。
カーボン製なので軽いです。自分がメインで使用しているブラックダイヤモンドのアルパインカーボンコルクより軽いかも・・・。
実際に調べてみたらカラログ値でグリップウェルが1本192g、ブラックダイヤモンドのアルパインカーボンコルクが1本245g、ブラックダイヤモンドの方が約50g重いですね。実際に持ってみてもグリップウェルの方が軽く感じられます。収納した時の長さはグリップウェルは58cm、アルパインカーボンコルクは62.5cmこれもグリップウェルの方に軍配が上がります。ちなみにいっぱいまで伸ばした時の長さはグリップウェルが125cm、アルパインカーボンコルクが130cmです。通常ストックとして使用する場合はここまで伸ばすことは無いので問題無いですが、ツェルトのポールとして使う時は130cmは欲しいですね。グリップウェルとブラックダイヤモンドの一番の違いは固定方式です。グリップウェルが回転ロック方式でブラックダイヤモンドはフリックロックというレバー式です。個人的な意見ですが、回転ロック方式は過去に何度か死ぬ思いをしているので、使用にはチョット抵抗があります。
とは言うものの、実際にポールを持って振った時のバランスの良さは捨てがたいですね・・・レバー式を出してくれないかな・・・。
ここで簡単なトレッキングポールの説明をして講習会場の権現山に向かいます。
・・・権現山到着。
ここでトレッキングポールの使い方の講習を受ける。ポールを使ったストレッチの仕方から実際に歩く際のトレッキングポール&身体の動かし方をみっちり1時間ほど練習する。普段使っている時は何も考えていないけど、いざちゃんと使おうとするとどうしても頭で考えてしまい動きがロボットのようになってしまう。挙句の果ては手と足が一緒に出ていたりもする。ちゃんとした使い方をマスターするまではもうしばらく掛かりそうだけど、理屈を知っているのと知らないのとでは全然違うと思うので、今回教えていただいた使い方を頭で考えずに出来るようになるように練習しよう・・・と思う・・・。インストラクターさんありがとうございました。
今回は昼食も主催のヤマプランニングさんが用意してくださり、しかも手作りでした。ごちそうさまでした〜。
なぜここに・・・?
小さいピークでインストラクターさんの提案でボケ防止のゲームを行う。リズムに乗って両手を閉じたり開いたりするやつや、後出しジャンケンで勝ったり負けたりするゲームだ。意外に難しい・・・普段脳みそ使ってないからな・・・。
小田急の鶴巻温泉駅前で解散式&トレッキングポールの抽選会が行われた。くじ運に見放されたわたしに当たるわけもなく、虚しくハズレくじを握りつぶすのであった・・・。
ちなみにこのグリップウェルさんのトレッキングポールはこのようにカラフルなのも特徴です。写真で見るより実際に見たほうがキレイです。また、このカラフルさを活かしてカラーのカスタマイズも出来ます。通常このようなポールは3本のシャフトから出来ていますが、それぞれの色の組み合わせを変えることが出来ます。例えば、手元を黒、中段を赤、石づきのある先をピンクのようにカスタマイズが出来ます。面白いアイデアだと思います。出来ればもう一歩突っ込んでそれぞれをDICカラー等で指定できるようになればいいですね・・・。興味のある方は「グリップウェル」でググってみよう!
今回は無料の講習会にしてはとても充実した内容でした。関係者の皆様、お疲れ様でした&有難うございました。
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